幽体離脱とは
超常現象の特性は四次元の世界の中に捉えられるべきであるとされてきた。
例えば本人は夜夢を見ているつもりなのだが、実際には本人の身体から幽体が離脱してアストラル体でいろいろな場所に旅をして戻り、目覚めると とても夢をみていたとは思えないほどリアルで臨場感があるのだ。
このようなことは人間の脳内で思考が作り出すただの夢なのか それとも自分の幽体が実際にその場所に行って体験しているのか、その比較の中で考察されている。
しかし私の意図するところは、この濃密な肉体から 幽体だけが肉体からどのように離れて どのような体験をするのかの流れを捉えることにある。
その為には、人間という存在は何層ものエネルギーの層によって成り立っていることを研究しなければならない。
そしてたどり着いたのは人間の存在というものは鏡で見えるところの肉体だけではないという事である。
よくアストラル体とかエーテル体とか言われるように この肉体を包み込むようにエネルギーで覆われている。
視覚で見える人はそれをオーラと呼ぶ。
本人の心の純粋さやエネルギーの強さや思いの状態、健康状態によってそのオーラには色がありオーラの大きさも人それぞれである。
ここで興味深いのは人間以外の生命体である動物や植物や鉱物のオーラである。
その中でも我々に一番身近な動物や昆虫の幽体の存在はどうなっているのだろうか?

カマキリの幽体離脱
ある日、家の中から庭先を見ると、飼い犬のラブラドールがじっと集中して地面を見ていた。
何が起きたのかと外に出て犬の視線の先を見ると、カマキリが深く体を背って完全に2つに重なって折り曲げていた。
こんな情景は今迄見たことがなかった。
犬とカマキリは目を合わせていた。
小さなカマキリが大型犬と目が合い圧倒されているに違いないと思った。
犬は何もせず自分の縄張りであるコンクリートの地面にいるただこの小さな訪問者を見ていた。
私はその稀有な情景に驚いたが すぐさま手のひらにカマキリをのせてやった。
カマキリはすぐさま本来の自分の姿勢に戻った。
私はこの機会にカマキリの顔をまじまじと見た。
宇宙人のような顔をしたカマキリの顔に思わず笑ってしまい愛情深く思った。
彼も感謝したのだろうか。
翌日、何気なく玄関先に出るとカマキリが開いている玄関から中に入っていた。
まるでお礼に来たのかのようだ。
昨日の助けたカマキリと思い、私は心がはずんだ。
私はこのカマキリとゆっくり交流したいと思い、庭のテーブルの上に乗せた。
カマキリは動かず長い間私に付き合ってくれた。
これがその時のスケッチだ。

それから数日後、庭先で細めのカマキリを見つけた。
何気なく撮影したが後で映像を見て驚いた。
以下の写真だ。

この写真は カマキリの本体とは別に 前面に浮き出るようにカマキリの光の影が映っている。
撮影した時のフラッシュの光の屈折でできたのかとも思った。
しかし光の影は カマキリの本体の足の形とは違うので 光の反射で写ったのではない。
それならカマキリが幽体離脱した写真なのか。
カマキリの尾のほうを見ていただきたい。
本体のカマキリの尾とカマキリの光の影の尾が繋がっているのが分かる。
よく私たちが幽体離脱をする時にはおへそからシルバーコードという霊子線で幽体と繋がっており、それによって幽体が旅をしてから身体に必ず戻れる仕組みになっているという。
よく臨死体験でもみられるように、シルバーコード(霊子線)、我々の魂と肉体を繋いでいる。は
これと同じ現象でカマキリも自分の幽体と尾で繋がっているのか。
大変興味深い。
カマキリの本体はほっそりしていて弱ったように虚弱に見えるが、幽体のほうは足も太くなってエネルギーが充満しているようにも見える。

昆虫の幽体離脱はあるのか
よく犬が何もない空間に向かって吠えているときは霊が見えている。
猫が何もない空間に向かってじっと見つめているときは そこに霊が見えている。
動物は人間よりもはるかに感覚が優れており、我々が目に見えない霊の存在が見える。
このように考えれば 犬や猫などの動物や カマキリなどの昆虫も幽体離脱などの経験をしているに違いない。
我々人間も古代は感覚が非常に優れており、目にみえない霊が見えたり 宇宙からのメッセージを受信していたという。
私達の周りの動物や昆虫、自然に目を向けて感性を研ぎ澄ませ、これをアンテナにして来たる未来に役立てていきましょう。
